全清連NEWS
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第97号 令和2年(2020年)11月30日

固形一廃処理事業の継続性確保へ要望
地域廃棄物適正処理推進議連要望懇談会開く

地域廃棄物適正処理推進議員連盟は10月7日、固形一般廃棄物処理業を取り巻く懸案事項の解消に向け、衆議院第二議員会館で要望懇談会を開催した。(一社)全国清掃事業連合会から、COVID―19のワクチン接種、プラスチック資源循環施策の方向性、将来の一般廃棄物処理のあり方についての要望を聞き、併せて関係府省からそれぞれ見解を求めた。3密回避により規模を縮小した状況だったが、議連からは石破茂会長、斉藤鉄夫幹事長、寺田稔事務局長の三名、環境省からは環境省環境再生・資源循環局の松澤裕次長、名倉良雄廃棄物適正処理推進課長、井上雄祐制度企画室長、経済産業省からは横手広樹資源循環経済課長、内閣府からは吉田学新型コロナウィルス感染症対策推進室長ら幹部が出席した。

議員連盟・石破茂会長あいさつ

要望懇談会は衆議院第二議員会館において午後2時に開会した。
冒頭で石破茂会長は次のようにあいさつした。「このコロナの時代に、皆さまの一般廃棄物収集運搬業がいかにあるべきか。先日、家庭ごみを触らずに収集という記事が出て大きく驚いた方もいらっしゃるが、これは一体どうなるのか。どうやったらやれるのか、それがどのように実行されるのか、そういうことになると、そこに従事している人たちをこれから先も確保できるのかなど、さまざまな問題があります。皆さまは地域において欠くことのできない仕事をされています。この業務を遂行するにあたって、行政との間でどう信頼関係が確保され、どう事業が円滑に遂行され、従事されている方の幸せが確保され、そして安かろう悪かろうというような話にならないようにしなければなりません。そして廃掃法の趣旨、あるいは通知をきちんと順守してやっていこうという目的は一つであるはずなので、このコロナの世の中でどのようにすべきかというようなお話がこれから行われるのだろうと思っています。役所におかれましては、皆様方にお願いしているところではありますが、実際に一番大変な仕事に従事されている方々について、最近は特に収集ステーションに行きますと〝皆さんありがとう〟というような張り紙がしてあり、やはり住民の皆さまも心から感謝をしておられるんだろうと思います。ぜひ行政の皆さまも同じ思いでこの問題に取り組んでいただきたいと思います。限られた時間ではありますが、有意義な時間となるよう心からお願い申し上げます」。

全清連・三井弘樹会長あいさつ

続いて全清連から三井弘樹会長があいさつ。
「本日は石破議連会長をはじめ、環境省、経産省、内閣府の方々にもご出席いただき、この要望懇談会を開催していただいたことに感謝申し上げます。こうして人が集まり開催するということ自体、私自身躊躇しました。ただ大きな案件が数多く出てまいりまして、ぜ
ひこうして直接申し上げ、議論させていただきたいということをお願い申し上げ本日の開催に至ったということをお許しいただければと思います。
まずご報告ですが、今年の九州を襲った豪雨災害において、地元熊本の熊清連のメンバーが7月12日から芦北町、球磨村で支援活動を続けております。だいぶ落ち着いたようですが、まだ支援活動を行っておりますことをご報告申し上げます」と開催への感謝と、災害支援活動状況を報告。
次いで「今回、新型コロナウィルス感染症という初めての経験でした。2月中旬くらいまでは私たち全清連、私自身もそうでしたけれども、安易な考えでおりました。しかし2月下旬から3月にかけて状況が一変し、現場においては新型インフルエンザのガイドラインをもとに、あるいはその後の各通知に基づいて現場の社員と向き合い、その中でどうやって感染を防ぐか、濃厚接触者をいかに減らすか、業務を滞りなく、ストップさせることのないようにするにはどうすればいいのか。3月、4月はマスクの手配、消毒液の問題等々も含めてそれ一色というか、そう言っても過言でないくらい対応してきたつもりです。全清連の会員の皆さまも同じ現場において、一日足りとも休んではいけない、エッセンシャルワーカーであるという意識を社員も持って、不安と向き合いながら今どうするべきかということを考える毎日でした。そして今に至るというのが現実です。これからも私たちのやるべき仕事というのは代わるもののない仕事だと思います。そうした中で、今日、一部
そのことにも触れさせていただきますけれども、こうした状況でどうあるべきかということを要望させていただいて、議論したいと思います」と述べた。

新型コロナなど直面する懸念事項を申し入れ

このあと要望懇談会は議連の寺田稔事務局長の進行のもと、
全清連の山田久専務理事が要望書の内容を説明した。内容は①COVID―19に有効なワクチン接種について、②「今後のプラスチック資源循環施策の基本的方向性」について、③「将来の一般廃棄物処理のあり方」について――の3項目で、それぞれについて関係府省から見解を求めた。
(関係省の回答を含めた要望懇談会の要旨については全清連ニュースを参照ください)

(詳細については全清連ニュース第97号をご覧ください)